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11/23/2015

惜別 または、藤野先生

太宰治の小説を読みました。魯迅 が、仙台にいた頃を書いています。
「藤野先生」の短文は読んだ事がありますが、若き魯迅にこれ程の影響を与えた人の、事柄、人柄は知りませんでした。それを披露された作品に、感謝です。小説の力を教えられました。
師は福井県の出身、名大医学校卒で、仙台に赴きます。
100年前の仙台、一人目の中国人留学生が魯迅でした。
師は、言葉も不自由な生徒が取ったノートに、講義の都度赤ペンを入れて、教え続けたのでした。約2年の間。
医学を捨て、文学の道を選ぶ生徒に、師は写真を上げます。その裏に「惜別」と書いて。(「藤野先生」は、現代中国では誰でも知っている話とのことです。)
小説のタイトルも「惜別」です。ご一読を。
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今日のパソコン教室で、少し多くの卒業者がいます。
お会い出来れば、この話をしましょう。
藤野先生の赤ペンの精神を、教える者として忘れないようにしますと。