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このブログは、あいちパソコ株式会社の関連ブログです。起業した私の、日々の活動をお伝えします。
  

11/20/2012

紙くずになったもの・・

帰宅して、日銀の独立性をめぐるニュースを見て、子どもの頃を思い出しました。
戦時国債 というものをご存知でしょうか。戦後紙くずになった印刷物です。戦争を推進するために、国が郵便局が、国民に根こそぎ買わさせた。敗戦で、その国債は一文にもならなくなったのです。庶民はそれを悔しくて捨てられない、だから私の家にも有りました。国に騙された象徴の金融商品です。
この失敗を繰り返させないために、政府と日銀を分離させたのです。一体になる、または政府が指揮命令権を持てば、日銀は国家の従属組織になります。 「戦時国債」のようなものが復活できる事になります。
自由民主党は、戦中の国家政党の流れを汲みます。「安倍」という人は、戦時の指導者だった人を先祖に持ちます。その人物が、先祖ガエリの政策を選挙公約として打ち出すことに たまらない不安 を持ちます。
経済学部で学んだ者の、一意見です。異例ですが、自分の思うことをはっきり書きました。皆さんはどう思いますか。



もう一つ紙くずになったもの。 電話債券 です。電電公社がNTTになったら、いつの間にか消えてしまい、電話を解約した時にも返還されませんでした。どこへ消えたのでしょう。当時の5万円ほどは、大金です。
さらに、もう一つ。不動産の値下がりです。バブルの時に買ったマンションは価値が半分以下になりました。この値下がった価値も、どこへ消えたのでしょう・・。今も借入を返済している身には、失われた20年を忘れることはできません。

ちょっと真面目になってしまいました。では。 (1120-2012)