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このブログは、あいちパソコ株式会社の関連ブログです。起業した私の、日々の活動をお伝えします。
  

8/08/2012

足跡

そくせき と入力すると、足跡 と 即席 が出ました。真逆の言葉ですね。

私の「足跡」につながるお話をします。
今朝8日の日経新聞一番後ろ文化欄に、岡部比呂男さんの記事が載っています。「ウィーンフィルの音色救った」。

1978年のこと。ウィーンフィルのトランペット素材を分析したら、真鍮の中に不純物が少量混ざっていた。
「社内の部署に頼み込んでこの素材を再現してもらい、かなり理想に近い音を出すことができた。」とあります。

その不純物が混じった真鍮板を調達していたのが、資材部にいた当時の自分です。純度の高いものをつくるメーカーさんに、あえて錫や鉛の不純物を混入して生産してもらう。ほんの少量の生産。それをお願いしました。メーカーさんの製造工程は生産後に、その不純物を除去するのが大変だったと聞いています。
怖いものなしの若い時だからからできた、資材調達です。でも、一生懸命取引先に頼んだ記憶があります。懐かしい話です。

このあと私は、どんな足跡を残すことができるでしょうか。
そんな事を思うと、一日いちにちを必死に生きることが大事なのでしょうね。(0808-2012)